【2025最新】ブラウザで利用できるオンライン文字起こしサイトおすすめ6選!簡単・無料で使える
ブラウザで動作するオンライン文字起こしサイトをお探しですか?文字起こしサイトを利用すれば、アプリをダウンロードすることなく、オンライン上で手軽に文字起こし作業が行えます。パソコンやスマホなど、ChromeやSafariというウェブブラウザが利用できる環境であれば、簡単に使えます。
今回の記事では、オンラインで利用できる文字起こしサイトを6つご紹介します。高精度や安定性を求める方には、優れた文字起こしソフトもあわせておすすめします。さらに、文字起こしツールを選ぶ際のポイントについても解説します。ぜひ本記事を参考に、ご自身に合った文字起こしツールをお選びください。
ブラウザで使える文字起こしサイト6選【無料・インストール不要】
ここでは、ブラウザから利用できる文字起こしサイトを6つご紹介します。それぞれの機能や使用用途について詳しく説明します。中には無料で使える文字起こしツールも含まれていますので、ぜひ参考にしながら、ご自身のニーズに合ったものをお試しください。
文字起こしサイト1、Notta「リアルタイム文字起こし」
基本情報
| https://www.notta.ai/ |
| 対応言語 | 日本語、英語、中国語、フランス語など58言語 |
| 料金プラン | フリープラン:無料 プレミアムプラン:1,185円/月 ビジネスプラン:2,508円/月 エンタープライズプラン:問い合わせ |
| こんな方におすすめ | 議事録作成の需要がある方 多言語会議が多い方 インタビュー原稿をサクサク作成したい方 |
「Notta」は人気のAI文字起こし・議事録サービスです。録音音声を文字起こしするだけでなく、AI技術によってリアルタイムでテキスト化することが可能で、AI要約機能も搭載されているため、会議の議事録作成に役立ちます。文字起こし結果をTXT、Word(.docx)、PDFなど様々な形式でエクスポートでき、チームとの共有も便利です。テキスト翻訳機能も実装されており、海外とのコミュニケーションが多い方にも適しています。
おすすめ機能・特徴
- 英語を含む58言語に対応した翻訳機能を搭載
- TXT、DOCX、SRTなどの形式でテキストデータを簡単にダウンロードできる
- 会議内容を自動で要約・分析可能
- GoogleカレンダーやNotion との連携が可能
文字起こしサイト2、文字起こしさん「音声/動画/画像から文字起こし」
基本情報
| https://mojiokoshi3.com/ja/ |
| 対応言語 | 日本語、中国語、英語、ドイツ語など100以上の言語とアクセント |
| 料金プラン | フリープラン:無料 ベーシックプラン:1,100円(税込)/月 バリュープラン:2,200円(税込)/月 プレミアムプラン:3,300円(税込)/月 |
| こんな方におすすめ | 画像や動画の音声から文字起こしをしたい方 会員登録なしで文字起こしを試したい方 |
「文字起こしさん」はAI技術を活用し、ブラウザから音声、動画、画像、文章ファイルをアップロードするだけで効率的に文字起こしができるオンラインサイトです。日本語はもちろん、英語、中国語など100言語以上の多言語に対応しています。ブラウザから公式サイトにアクセスし、登録なしで音声の最初1分間を無料で文字起こしすることができます。テキストデー多を要約する機能がありますが、リアルタイムに議事録を作成することはできません。
おすすめ機能・特徴
- 音声、動画、画像、PDFなど20以上のファイル形式に対応
- 無料登録すると、音声の最初3分間が文字起こしできる
- 話者分離に対応
- 医療・IT・介護などの専門用語に対応
文字起こしサイト3、Googleドキュメント「無料音声入力可能」
基本情報
「Googleドキュメント」はGoogleが提供する文章作成オンラインサービスです。ウェブブラウザからキーボードで文章を作成できるだけでなく、ツールバーの音声入力機能を使えば、会話や会議内容をリアルタイムでテキスト化できます。日本語はもちろん、英語をはじめとする様々な外国語にも対応しています。
ただし、「Googleドキュメント」の音声入力機能にはいくつかの制限があります。リアルタイムでの会話認識は可能ですが、録音済みの音声ファイルをアップロードして文字起こしする機能は備わっていません。また、バックグラウンドでの動作にも対応していない点にご注意ください。
おすすめ機能・特徴
- 完全無料で利用できる
- 音声入力機能により、リアルタイムで会話をテキスト化可能
- データのプライバシーが保護されている
文字起こしサイト4、Vidnoz「音声・動画を文字に変換」
基本情報
「Vidnoz」はMP3、AAC、M4A、MP4、MOVなど多様な音声や動画形式に対応できる文字起こしサイトです。完全無料で利用でき、ブラウザで音声ファイルまたは動画ファイルをアップロードするだけで、数秒で文字起こしが完了します。日本語、英語、フランス語などの多言語音声を正確に文字起こしさせ、誤変換が少なく、修正の手間を削減できます。
おすすめ機能・特徴
- 完全無料で利用できる
- 30分以内の音声・動画ファイルに対応
- 会議、インタビューのメモ作成が可能
- 文字起こし結果をTXT、JSON、SRT形式で保存可能
文字起こしサイト5、Otter.ai「英語音声の文字起こし」
基本情報
| https://otter.ai/jp |
| 対応言語 | 英語のみ |
| 料金プラン | フリープラン:無料 プロプラン:月額16.99ドル ビジネスプラン:月額30ドル エンタープライズプラン:問い合わせ |
| こんな方におすすめ | 英語のWeb会議が多い方 英語学習に努めている方 |
「Otter.ai」は英語に特定したAI文字起こしオンラインサイトです。独自のAI音声認識エンジンを採用しているため、英語の文字起こし精度が高く評価されています。会議やインタビューなど、様々なシーンでの英語会話をリアルタイムでテキスト化することができます。話者識別機能を備えており、録音とともに「誰が」「何を」話したかを自動で記録するため、議事録やレポートの作成に大変便利です。また、キーワードでの検索機能により、記録した内容を簡単に見つけ出すことも可能です。
おすすめ機能・特徴
- 話者識別機能により、議事録作成を簡単にできる
- 英語に特定した独自のAI音声認識エンジンを採用
- 記録したデータをキーワードで検索できる
文字起こしサイト6、MyEdit「画像・音声編集可能」
基本情報
「MyEdit」は文字起こし、音声・画像の編集、テキスト読み上げなど様々な機能を提供している無料オンラインサイトです。操作方法は簡単で、ブラウザから文字起こしサイトにアクセスし、対応の音声ファイルをアップロードするだけでテキストデータを生成できます。議事録作成や動画の字幕制作など多様なシーンで活用できます。
おすすめ機能・特徴
- MP3、MAV、FLAC、M4Aといった音声形式に対応
- 動画の字幕作成が可能
- ブラウザで動画、画像、音声を編集することが可能
高精度・高効率の文字起こしソフトおすすめ
ブラウザで利用できる文字起こしサイトに加えて、パソコン専用の文字起こしソフトもおすすめです。ここでご紹介したいのは、現在「 TopVox」が開発を進めている文字起こしソフトです。このソフトは高度なAI音声認識技術を採用しており、多様な言語やアクセントに対応し、高精度での文字起こしが可能です。リアルタイム翻訳や議事録自動作成など、多機能にも対応しています。長時間の音声データも短時間で効率的に文字へ変換することができます。
つまり、この文字起こしソフトは先進のAI技術、高い作業効率、豊富な機能、そして優れた精度といったメリットを兼ね備えています。安定した環境で高品質な文字起こしを実現したい方は、ぜひ「TopVox」のAI文字起こしソフトの今後のリリースにご期待ください!
文字起こしツールの選択ポイント
文字起こしサイト・ソフトを選ぶ際には、対応言語、機能性、無料体験という3つのポイントをめぐって比較・検討することが重要です。
対応言語
文字起こしツールが対応する言語は、最も重要な選定基準の一つです。英語での会議議事録が必要な場合、高精度な英語文字起こしが可能なサイトが必須となります。中国語学習を目的とする場合には、中国語に対応したツールを選ぶべきでしょう。つまり、ツールを選ぶ前に、利用シーンを想定しておき、自身がどの言語を主に使用するかを明確にする必要があります。
機能性
各文字起こしツールが提供する機能は様々です。音声や動画ファイルからの文字起こしに対応するサイトがある一方、リアルタイムで会話内容をテキスト化できるサービスもあります。さらに、AIによる要約生成や議事録自動作成など、多機能を備えたツールも存在します。自身の用途に必要な機能を満たすツールを選びましょう。
無料体験
多くの文字起こしツールは無料プランを提供しています。初めて文字起こしツールを利用する方にとって、基本機能を試すための良い機会です。無料プランで使い勝手を確認した後、より高度な機能を必要とする場合は有料プランへのアップグレードを検討すると良いでしょう。対応言語、機能、価格を総合的に比較し、コスパの高い文字起こしツールを選ぶことがおすすめです。
文字起こしサイトについてよくある質問
文字起こしツールの活用シーンは?
文字起こしツールを利用することで、音声データを文字に変換し、内容を可視化することができ、様々な場面で活用可能になります。以下では、文字起こしツールの4つの活用事例を挙げます。
会議・打ち合わせの議事録作成
商談やプロジェクト会議の内容を録音し、文字起こしツールで素早く議事録を作成できます。手作業でのメモ取りや整理の時間を大幅に削減し、情報の正確な共有とタスクの明確化を実現します。
学術研究・インタビューの分析
フィールド調査や学術インタビューの録音データをテキスト化します。文字起こしツールで一括変換後、キーワード検索や発言頻度の分析が容易になり、データの効率的な整理と考察の深化に貢献します。
動画コンテンツの字幕作成
YouTubeや社内研修用動画の音声を自動で字幕化し、アクセシビリティ向上と視聴者層の拡大を支援します。同時に、動画内容のテキスト要約やブログ記事への転用も可能になります。
顧客対応の品質管理
お客様からの問い合わせ電話を録音し、文字起こしツールでログ化します。顧客の要望やクレームの傾向を可視化することで、対応マニュアルの改善や社員教育の効果的な教材作成に活用できます。
文字起こしサイト・ソフトで音声認識精度を上げる方法は?
文字起こしツールの音声認識の精度を上げるためには、AI認識エンジンに「聞き取りやすい環境と情報」を提供することがカギです。主に以下の3つの側面から対策を行いましょう。
録音音質を最優先で改善する
精度を決める最大の要素は音質です。内蔵マイクではなく、外部の高品質マイクを使用し、静かな環境で録音しましょう。話者とマイクの距離を近づけ、はっきりとした発音を心がけることで、ノイズの影響を大幅に減らせます。
認識エンジンに「学習」させる
多くの文字起こしツールは、専門用語辞書への単語登録や、過去の誤変換を修正する「AI学習機能」を備えています。特に業界特有の用語や固有名詞は、事前に登録しておくことで、認識率が大幅に向上します。
音声ファイルの前処理と適切な選択を行う
録音データにノイズが含まれる場合は、無料の音声編集ソフトで不要な雑音を軽減しましょう。また、ツールや言語モデルは、会議・医療・字幕作成など、目的に特化したものを選ぶことが精度向上につながります。
まとめ
今回の記事では、アプリをインストールすることなくブラウザで利用できる無料文字起こしサイトを6つご紹介しました。各サイトの機能や特徴を詳しく解説し、文字起こしツールを選ぶ際のポイントも説明しました。本記事を参考に、ご自身の使用目的に合わせて最適な文字起こしサイトをお選びください。
さらに、高精度かつ効率的な文字起こしを求められる方には、PC専用ソフト「TopVox」をおすすめします。高度なAI音声認識エンジンを採用し、リアルタイム文字起こし、翻訳、多言語対応など多機能を備えています。業務効率化を重視し、手作業と比べて時間と手間を大幅に削減できます。ぜひ「TopVox」の文字起こし機能にご期待ください。
藤川 直哉
30代前半のAIクリエイティブツール専門ライター。
東京工業大学工学部情報工学科を卒業後、同大学院情報理工学院で音声処理や自然言語処理を専攻し、修士課程を修了しました。音声認識・自然言語処理エンジニアとしてキャリアをスタートし、その後は生成AIスタートアップでAI音声生成、AI音楽生成、音声文字起こし、AI翻訳、AI動画生成ツールの企画・導入・運用に5年以上携わってきました。TopVoxでは、クリエイターやビジネスユーザーが今日から試せるAI活用ノウハウを、検証結果に基づくチュートリアル形式で発信しています。